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豊中アイドルを探せ!

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クラシックのプリンスの超絶サックスの音色にメロメロ♪

豊中アイドルを探せ!久しぶりの更新です! 

ついに編集長は見つけましたぞ!正統派プリンスを。

豊中市庄内にある大阪音楽大学出身の超絶サックス演奏家、崔 勝貴(さい しょうき)さん!

最近では豊中音楽月間の催し、千里文化センターコラボで開催された「名曲コンサート」、同じく千里中央で行われた産業フェアでの豊中市立文化芸術センターのPRで、その演奏を聴かれた方も多いのではないでしょうか。

11月11日に兵庫県立芸術文化センターで開催された、関西出身の若手実力派アーティストによるコンサートでの興奮と感動さめやらぬまま、崔さんにお話を伺ってきました。

サックスとの出会い

編集長(以下H): 兵庫県立芸術文化センターで演奏された曲はフランクのヴァイオリンソナタでしたが、サックスでヴァイオリンソナタを演奏するというのはよくあることなんですか?

崔さん(以下S): そうですね。サックス自体が考案されて200年経っていない楽器なので他の楽器と比べると”名曲”と呼ばれる曲が少ないのです。なのでいい曲があれば積極的に取り入れています。

H: でも音の出し方も全く異なる楽器なので難しいんじゃないかと想像するんですが…

S: ヴァイオリンに寄り過ぎてもいけないし、かといってサックスを全面に押し出すのも違うと思うので、如何にして作曲家の意図に沿った演奏にするかは難しいところですね!
H: 200年も経っていないということはそれこそモーツァルトやベートーヴェンの時代には存在してなかったわけなので、オーケストラの中にもいないですよね?

S: オーケストラで演奏するのは数曲くらいしかないです。

H: クラシックではサックス用につくられた曲はまだまだ有名ではないということですが、ジャズやポピュラー音楽などでは中心的というか花形的な楽器だと思います。若い崔さんがそういった方向ではなく、クラシック演奏家になられたのは?

S: 自分の先生(西本 淳さん)との出会いが大きいです。 先生の音楽を聴いて、より強い憧れというか将来のビジョンが見えたと思いました。

そして大阪音楽大学へ…

H: もともとのサックスとの出会いは中学の時ですか?

S: そうです。中学でまずサックスをやって、中二~中三では打楽器をやっていました。高校で吹奏楽部に入り再びサックスを演奏するようになりました。 高校のソロコンテストに出場したときの自分の演奏があまりにダメで、挫折を味わいまして、ただただサックスがもっとうまくなりたいと思ってご紹介いただいたのが西本先生でした。

H: コンテストで演奏された曲は…?

S: ボノーの「ワルツ形式によるカプリス」という曲で、その当時の自分が納得いく演奏ができるわけもない曲だったんですけどね…

恥ずかしながら編集長は「ワルツ形式によるカプリス」という曲を知らなかったので、Youtubeで探してちょっと聴いてみました。
この曲でコンテストに出たということは、ご本人が納得いくレベルではなかったとしても演奏はしたわけですよね…凄すぎる…。


S: そこで西本先生をご紹介いただいて、先生を一目見た瞬間電撃が走り、人生このひとについていったら大丈夫かなと直感しました。

H: 最初の出会いで先生の演奏を聴かれたんですか?

S: 恥ずかしながらレッスンに通うまで先生の演奏を聴いたことはなかったのです…(笑)
なのでレッスンで初めて先生の音を聴きました。

H: ちょ、では本当に一目惚れ?! その後実際に先生の演奏を聴く機会があって、やっぱり思っていた通りだ!と?

S: そうです。

こうしてもともとは音大へ進学することなど考えてもいなかったどころか、歌手志望だったという崔さんですが、西本先生が教鞭をとる大阪音楽大学に入学したのでした。
H: 大学時代はどんな感じだったんでしょうか。

S: 学生のころは訳も分からずがむしゃらに練習していました(笑)授業は音楽の基礎からサックス専門合奏、吹奏学、外国語もありましたし、もちろんレッスンもありました。夏休みには学内オーディションがあり、コンチェルトやコンサート、リサイタル形式のコンサートもあり外部コンクールなども受けていました。

大学2年のときに2週間の講習を受けにフランスに行きました。ところがフランスについて2日目にスリに現地通貨をすべてすられまして。 五千円だけ持っていた日本円を両替してなんとかご飯をたべて、講習会費用は友人が貸してくれ、講習が始まってからは参加者がカンパを募ってくれました。 大変だったけどこの時本当に人の温かさ、仲間のありがたさを知りました。

プロへの道、そして再び豊中に!

H: 今年3月に大阪音楽大学を卒業されて、現在はプロの演奏家として活動しておられるんですね。 そして来年4月からは大阪音楽大学の大学院に進まれるそうですね!
プロとしての活動で印象に残っているステージなどはありますか?


S: いろんな経験をさせてもらいましたが、ショッピングモールでの定期的な演奏では、回を重ねるにつれ僕の事を楽しみに毎回来てくださる方が増えていってやってよかったなあと思いました。

曲としては先日の芸術文化センターでのソナタは自分でも今までで最高に納得のいく演奏ができました。

卒業後にあらためてソルフェージュを勉強していたのですが、楽曲分析などのレッスンを受け続けていくうちに、学生の頃に解らなかったこと、楽譜からちょっとずつ音楽の深さが解ってくるようになって、やっとクラシックが好きになってきました(笑)

先日のフランクのソナタでも、テクニック以上にフレーズによっての音色のチョイス、音楽を掘り下げて考え、音に起こしていくという作業に時間を費やしました。

ピアニストの方が凄い方だったこともあり、いっしょに演奏することで今持てる限りのすべての技術を集約でき、達成感がありました。
H: サックスとピアノが呼応しあい高みに昇っていくような本当に素晴らしい演奏でした! その場で聴くことが出来て幸運でした。 
      それでは音楽家を志す学生さんや子どもさんに応援メッセージをいただけますか?


S: 僕はクラシックだけでなくそれこそジャズやポップスなど、とにかくいろんなところに飛び込んで経験を積んできました。 皆さんも恐れずいろんなところに出向いて感覚を養ってほしいです。その時には実感はなくても積み重ねが自分を大きくしていき経験値として残っていくはずだと思います。自分もまだまだなので偉そうな事は言えませんが、これからも自分の好きなことを一生懸命やる、一生懸命やれる環境に感謝の心を忘れずにいたいと思います。

H:  ありがとうございます。
   最後に、今後の予定をお聞かせください。


S: 大学院入学後は大学院コンサートなどでまた豊中で演奏する機会が増えると思います。
   また来年6月には兵庫県立芸術文化センターでソロコンサートが決まっています。
ソロコンサート、楽しみですね! 豊中での活躍も期待しています!
ソロコンサート、楽しみですね! 豊中での活躍も期待しています!